飛鳥時代に創建された県内最古の寺院跡(国史跡)が残る愛媛県西条市小松町北川の法安寺で、あでやかなピンク色のボタン「京美人」1000株余りが見頃を迎え、市内外から訪れた多くの見物客を和ませている。25日ごろまで楽しめそう。
 横手精教住職(73)によると、早咲きの京美人は例年4月10日前後に咲き始める。今年は開花が1週間ほど早かったが、冷え込みなどの影響で現在七~八分咲き。17日ごろに満開になる見込み。今後、紅白の「島錦」や二季咲きの「戸川寒」など約50品種も順次見頃を迎えるという。